カール・ゼグレム カルテット live@LA SONE from ノルウェー

ノルウェーの森を彷徨う好奇心旺盛な野生生物4頭は
詩人、写真家、画家、でもあるアーティストだ。

Karl Seglem(カール・セグレム)
ノルウェーのサックス奏者、山羊の角笛奏者、作曲家、プロデューサーで詩人。オリジナル・サウンドを持ったノルウェー最高のミュージシャンと呼ばれる。

“Som spor” (2014) と記念 3セットCD “JazzBukkBoks” (2015)のリリースにより、国際的に評価され、新たなオーディエンスを獲得。これらのアルバムでは山羊の角笛と他の伝統楽器、特にハルダンゲル・フィドルが現代的でエクレクティックな要素やエレクトロ・ループ・サウンド、ジャズ・インプロヴィゼーション、ワールド・ミュージックやロックとブレンドしている。Karl Seglem はしばしば、彼の音楽のアコースティックな心へ回帰する。それが彼の基本であり、時間を超えた思想になっている。これまで数々の賞を受けているが、2010 年にノルウェーで最も権威のあるジャズ賞といわれる Buddy 賞を受賞している。

これまで19 のソロ・アルバム、14 の他のミュージシャンとのアンサンブルでのアルバムをリリース。若い頃からノルウェーの伝統的なフォーク音楽との連携を考え、それを作曲とインプロヴィゼーションの基礎に置いている。単に演奏するプレイヤーとして名声を得ているだけでなく、作曲家として、ジャズ、フォーク、他の風変りなインスピレーションを取り入れた現代的な型を開発してきた。ジャンルを超えた表現でも重要な役割を果たし、NORCDというレーベルのプロデューサーでもあり、レーベル・マネジャーも務めている。

Andreas Ulvo
1983年、ノルウェー生まれ。オスロにあるノルウェー音楽院ジャズ部門で修士。自身のバンド “Ulvo Ensemble” を持つほか、ノルウェーのメタル系バンドShining、ECM系のMathias Eick Quintet、国民的歌手を擁す Solveig Slettahjell & Slow Motion Orchestra や ダブルベースと歌で躍進中のEllen Andrea Wongのバンドにも参加している。他のバンドではオルガン、キーボードも演奏する。Eple TrioではJonas H. Sjøvaag とともに多くの曲を作曲する中心的存在。

Sigurd Hole
ノルウェー生まれ。オスロにあるノルウェー音楽院ジャズ部門で修士。Jon Eberson Group のメンバーでもある。そういった活動の関連で、Bodø Sinfonietta, The Norwegian Chamber Orchestra やKristiansand Symphony Orchestra といったオーケストラのためのストリングス編曲も行っている。ECMバンドのTord Gustavsen Quartet のメンバーでもあり、自身ではごく最近 Sigurd Hole Trio を結成している。2014 年には Forsberg and Aulies という奨励金を獲得している。

Jonas H. Sjøvaag
1978年生まれ。5才からクラシック・ピアノを弾き始める。11才で Vestfold Youth Symphony Orchestra でピアノ・ソロ・デビュー。10才の時にドラムを叩きだし、数年後ジャズ・ドラムに転向した。写真を含め数多くのアートも手掛けるマルチ・タレント。Karl Seglem のアコースティック・カルテットやWilliam Burroughs にインスピレーションを得た実験的インプロ・デュオ Mattisogjonas のメンバーでもある。Eple Trio のリーダー。


参考映像
曲 ”Portugalsong”、ノルウェー Tromsø でのライヴ – 2011年  
曲 ”The Greatest Joy on Earth” 、ノルウェーKongsberg ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ – 2012
曲 ”Dordei” と”Northbound” 、ドイツ、ブレーメンのSendesaal ライヴ – 2013年  
曲”Inn i Juni” 、ドイツMarburg ライヴ - 2013 年

冬景色 屋外での山羊の角笛生演奏 ソロ

“Strange Weight of Ashes”   角笛

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