「うねりを作る」- Alex Ventling Wavemakers(アレックス・ヴェントリング・ウェーヴメイカーズ)初来日公演 2026/2/28

北欧系チェンバー・ジャズ・カルテット
一つとして同じさざ波がないように、そしていつかさざ波が大きなうねりになるように
音が紡ぎ合い、交錯し合って別の生命体を形作る

パーカッシヴだが柔らかい、静かだがうごめく、反復の中に織り込む「進展と変容」、
小さい点と細い線がやがて大きな面へと向かう

Alex Ventling Wavemakers(アレックス・ヴェントリング・ウェーヴメイカーズ)

Alex Ventling Wavemakers(アレックス・ヴェントリング・ウェーヴメイカーズ)は、スイスとニュージーランドにルーツを持つピアニスト/作曲家、アレックス・ヴェントリングが率いる北欧系チェンバー・ジャズ・カルテットである。バンド名が示すとおり、Wavemakers は大きなうねりを生み出し、独自の「うねりの生命体」を形づくっていく。メンバーそれぞれが等しく役割を担いながら織り上げる音楽的タペストリーのために、とくに彼らに向けて書き下ろされた作品が演奏される。


サウンドは、北欧ジャズ、印象主義的クラシック、グルーヴ・ミュージック、ミニマル・ミュージック、そして自由即興といった多様な要素を独自にブレンドし、特異な編成から生まれるテクスチャと相まって、唯一無二のものとなっている。

このバンドには、ノルウェーのジャズ・シーンで頭角を現す若手たちが参加している。2021年、トロンハイムの名門 NTNU(ノルウェ―科学技術大学) ジャズ科で結成され、以降ノルウェーおよびヨーロッパ各地のジャズ・フェスティバルやジャズクラブで精力的に活動してきた。


今年はデビュー・アルバムのリリース・ツアーとして、ノルウェー、ドイツ、スイス、日本を巡る。メンバーはそれぞれ、Liv Andrea Hauge(リヴ・アンドレア・ハウゲ)、Mats Eilertsen(マッツ・アイレッツセン)、Sissel Vera Pettersen(シッセル・ヴェラ・ペッテルシェン)、Lage Lund(ラーゲ・ルンド)、Han Gaiden (ハン・ガイデン)など、北欧ジャズを代表するアーティストたちとの共演でも知られている。

メンバー

Alex Ventling (アレックス・ヴェントリング)– piano, synth, composition  スイス/ニュージーランド出身
Tuva Halse(トゥーヴァ・ハルセ) – violin ノルウェ―出身
Amund Stenøien (アーモンド・ステーヌイェン)– vibraphone ノルウェ―出身
August Glännestrand(アウグスト・グレンネストランド) – drums  スウェーデン出身


試聴

●Four Refractions  https://youtu.be/EySByykGhck   2025 年

●Omaha  https://youtu.be/VpIvX_7GBek  2025 年
曲 “Trondheim I”  live
Recorded at Victoria Nasjonal Jazzscene, Oslo, March 2025

曲 “Shimmer”  live

Recorded at Victoria Nasjonal Jazzscene, Oslo, March 2025

曲 “Trondheim II'”   live   Vår Frue Kirke, Trondheim, Norway, 2023.

Wavemakers – Trailer   Live   Oct 14, 2022 

Live from the concert at Dokkhuset, Trondheim, Norway.

曲 “Propelling”  live

Live Donau115, Berlin, May 2024

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Alex Ventlng

スイス生まれ、ニュージーランドで育ち、現在ノルウェーを本拠地とするピアニスト、作曲家。

深い音楽的修練と幅広いコラボレーションに支えられた国際的なキャリアを築いてきた。スイスのバーゼル、ドイツのベルリン、デンマークのコペンハーゲン、ノルウェ―のトロンハイムで学んだ後、Phelan Burgoyne(フェラン・バーゴイン)とのバンドThe View(ザ・ヴュー)、Hein Westgaard(ハイン・ウェストゴール)との In Orbit などのプロジェクトを通じ、ノルウェーおよびヨーロッパ全域のジャズ・シーンで存在感を確立している。

彼の詩的でオーガニックなピアノ・スタイルは、クラシックとコンテンポラリー・ジャズの背景に加え、ヴィパッサナー瞑想の修練にも根ざしており、その精神性は彼の即興語法にも深く影響を与え続けている。

演奏活動のほか、ヴィデオ制作。映画制作にも取り組み、また DUO Trondheim シリーズのキュレーターとしても活動している。

バンドはこれまでで最も大規模なツアーに乗り出し、ノルウェー、ドイツ、スイスに加え、2026年初頭には日本、ニュージーランド、オーストラリアを巡る国際ツアーを予定している。

制作 Office Ohsawa
協力 Disk Union  
後援 ノルウェ―大使館

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