サイレント映画+生演奏『白い花びら/Juha』from ノルウェー

2014年1月 映画ファン必見、音楽ファン必聴のビッグイベント@高田世界館

アキ・カウリスマキ監督作品

『白い花びら』無声映画+生演奏 上映会

日本でも人気の高いフィンランドの映画監督アキ・カウリスマキが挑んだ初の無声映画『白い花びら』。1999年渋谷ユーロスペースで公開された作品だが、今回ノルウェーから来日するバンド「Hunsville(ハウンツヴィル)」がインプロヴィゼーションで生演奏を付けるという形でのライブ感あふれる上映が実現する。もともと台詞を極力排除し、映像で語りきるカウリスマキが行き着いたモノクロ&サイレントという究極の世界に、同じ北欧出身のバンドが劇伴を超えたエレクトリックな味付けをほどこす。

映画ストーリー

過去3回も映画化されたフィンランドの国民的作家、ユハニ・アホの著名な小説に、
カウリスマキはサイレントという手法で挑んだ。小村でつましく暮らすユハとマルヤ夫妻の前に突然、都会の中年男、シュメイッカが現れる。
 彼は純粋無垢なマルヤを誘惑、彼女は口説かれるまま駆け落ちするが、夜の女になれと強要される。
 田舎にひとり取り残されたユハは、怒りと悲しみに沈むうち、妻を探しに都会へ。ユハはシュメイッカを殺して復讐を遂げる…。美しい悲劇は深い感銘を抱かせるが、お馴染みのキャストがくりだすオーバーアクションは、ユーモアも醸しだす。

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